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H31年3月6日アイーナにて岩手大学人文社会科学部の奥野雅子先生をお招きして「心理検査の活かし方」を開催致しました。奥野先生のアコモン勉強会講師は今回で3回目。引き込まれるような語り口調で様々なエピソードをご紹介して下さる奥野先生。今回も参考になるご講話を頂きました。

最近の虐待のニュースの話題から。マスメディアのように一方的に親を責めるのではなく両者の立場を検証するとのこと。医師のように法学的に診断を出す立場とは違い、臨床心理学、家族心理学専門の奥野先生は診断名には囚われないアナログ派とのこと。保護者の方に指示する場合は言葉を選び指導なさっているそう。

支援してもらう為に行う心理検査は、問題解決のための「手書き地図」とのこと。心理検査の目的、方法をお話いただきました。最大限のパフォーマンスを出す為にテスター(検査する心理士)のコミュニケーション能力が大事であり、その為の訓練を受けているそうです。そして算出されるIQ。IQは同年齢の子との比較なので、下がってるといっても成長はしており(逆に高すぎても問題が)定義はできない。4つのパターンを紹介していただきました。言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度…どれかの数値は高くても他の数値は低い、凸凹の特徴、支援の提案についてご説明いただきました。受講者の皆さん、自分の子供や支援する子供がどのパターンに当てはまるか考えながら聞いていた様子。

 

奥野先生が伸ばしてあげたいと思っているのが直観力だそうです。韓国の沈没事故で直観力を働かせ生き残った高校生のお話が出ました。直観力を鍛える為に勉強することも大切ですが、身体的な感覚や色んな経験や空気感といったものを鍛え問題解決する力を養ってほしい…なるほどです。

保護者も教育者も年齢に合わせて対応を変え続けなければならない。そして本人の強みを活用するのか、弱みを補強するのか、奥野先生は強みを生かす方が好きだとおっしゃいます。例えば国語が好きだったら国語をガンガンとやらせる、自分の好きなことを追求すると他の分野も引っ張られて伸びてくることがあるそうです。

心理検査の結果を学校生活にどう活かせばいいのか…。親としてしつこく食い下がった方がいいとのこと。対応一つでドミノ倒しのようにうまくいくことがあるそうです。具体的には、「頭にきたら破く紙を与えて下さい!」など。ちょっと極端ですが(笑)一歩進んだ情報共有を先生に提案すると良さそうですね。

心理士さんと親も具体的な提案を頂くために面接をした方が良いとおっしゃいます。子供が小さい頃検査結果に「レタスをちぎってみたり」「猫の真似を一緒にしてみたり」ととっても具体的な指示が書いてあったことを思い出しました。実際に実践しましたし、今でも続いていてレタスから卵割、包丁使いと広がっていきました。インパクトのある指示は伝わりやすい、忘れにくい、広がりやすい、心理士さんから直接聞き出したいですね。医師からの検査結果の説明でよく分からないことがある時は、所見を書かれた心理士さんとの面談をお願いするのもいいかもしれません。まずは、分からないことについて主治医に質問をしてみることから始めてはどうでしょう。

今回も沢山のエピソード、ユーモアを交えたお話本当に参考になりました。受講者の方からも「検査結果の理解ができた」「ぎりぎりのラインまでお話くださりありがたかった」「色々なテーマで奥野先生のお話をもっと聞きたい」との声が上がりました。色々なテーマでの奥野先生の勉強会、又お願いしたいと思います。ありがとうございました。

 

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H31年3月勉強会「心理検査の活かし方」

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