夏休みが近づいてきましたね。
♬ なつがく~ると おもいだす~ ♬
というわけではありませんが、娘の高校受験準備を思い出します。

中学3年生の7月初め (学校によっては6月かも)になると
生徒と保護者対象の『進路説明会』なるものが、ほとんどの中学校で開催されます。

その頃はまだ受験生という自覚は全くなく、「受験って??」
という感じのスロースタートな娘。
体育館で親子並んで座り、娘が第1子だったので、受験の流れを聞き漏らさないぞ!
と必死の状態の母と対照的に、ほわーんとした感じで聞いている娘。

そんな中で、進路担当の先生の言葉
「少しでも受験する可能性のある高校は、必ず学校説明会や学校祭に行って、
学校の雰囲気を感じてくるように!!」
この言葉だけは娘の中でスイッチオン。
それが、私と娘の『オープンスクール&学校祭ツアー』の始まりでした。

7月初めから行った学校説明会は6校。
8月末から9月初めにあった学校祭(文化祭)は4校。
初めての場所へ一人で行くのは苦手でしたので、すべて付き合いました。
週末は学校めぐりをしていたような気がします。

11月に入ると私立各校で開催される入試説明会。
また、夏のような状態になるかと覚悟していましたが、娘が申し込んだのは3校に。
感想を聞いても「わかんな~い」と答えていましたが、何か を感じていたようです。
どう表現したらいいか 「わからなかった」 だけなんですね。

入試説明会に一緒に参加し、隣に座っていてわかりました。
3校のうち、娘が最初から最後までしっかり聞いていたのはA校だけ。
それ以外の2校は途中から集中力がきれていました。

その後も、いろいろありましたが、最終的に、このA校に進学を決めました。
娘が 「この高校に行きたい」 と。
現在、自転車で片道50分の距離、無遅刻無欠席で通っている娘を見ると、
自分で選んだ学校に進学させてよかったと実感しています。


今年はコロナ感染拡大防止のため、オープンスクールが中止になったり、
オンラインでの説明会になったりと受験生を抱えるご家庭は大変かと思います。
いろいろありながらも、なんとか高校に入学したと思ったのに、
もう高校卒業後の進路を考え始めないといけなくなってきた娘。

今まで、我が子がよりよい学校生活を送るためにと、親が先回りしてレールを引いてあげなくてはを必死でした。
でも、遅いながらも子どもは成長しているんですね。

親が一方的にではなく、選択肢は用意するものの、最終的には子どもの自己決定を尊重していきたいと思います。


オープンスクール&学校祭ツアー

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