「ちょっとだけでも、わたしにもできることをしてみたい」
そんな気持ちから、寄付を考える方が増えています。
でも、「本当にちゃんと使ってくれるの?」「寄付ってなんだかむずかしそう…」
そんなふうに感じることもありますよね。
そこで、「認定NPO法人」と「寄付控除」について、できだけやさしくご紹介したいと思います。
🌱「認定NPO法人」ってなに?
NPO法人の中でも、活動実績・情報公開・会計の透明性などの条件をクリアした団体に対して、国や自治体が「認定」を出します。
この認定を受けると、「この団体は信頼できる寄付先ですよ」とお墨付きをもらったようなもの。
わたしたちアコモンも、2019年に認定を受けて、定期的な更新診査を受けながら活動を続けています。
💰「寄付控除」で税金が戻ってくる?
認定NPO法人に寄付をすると、“税金の一部が戻ってくる制度(寄付控除)”があります。
これは、国と自治体が「この活動を応援するんだね。半分くらい負担するよ。」と言ってくれるしくみなんです。
たとえば5,000円の寄付をした場合、2,000円を引いた3,000円の「半分」=1,500円くらいが、所得税や住民税の控除として戻ってくる可能性があります。
※お住まいの県や市町村の団体であれば、県民税や市民税分も返ってきたりします。
つまり、実質の負担は2,000円ちょっと。
「気になっていた活動に、応援の気持ちを届けたい」
そんなあなたにぴったりの制度です。
📩控除を受けるには?
方法はとっても簡単。
寄付をした団体から「寄附金受領証明書」が届くので、翌年の確定申告の時に寄付欄に記載して添えるだけです。
会社員の方でも、保険の支払い証明書などと一緒に提出すれば大丈夫。
🌸最後に
寄付って、「何か大きなことをする」って思われがちですが、
ほんとうは「自分のお金で、自分が信じる未来を応援する」こと。
認定NPO法人への寄付は、
✅活動の信頼性
✅お金の使い道の明確さ
✅税制上の優遇
がそろった、はじめての寄付にもやさしいしくみです。
岩手県の認定NPO法人はこちら(岩手県のホームページ)からご覧いただけます。
もしよければ、気になる団体をのぞいてみてください。
そして「これくらいで、どうかしら」と、優しい応援を送ってもらえたら
嬉しいです。