令和元年9月29日PAWスポーツクラブにて、あそびのHIROBA「水の事故を防ごう~どんな格好だと動きやすい?~」を開催致しました。
今年度初の試み、着衣水泳を行いました。参加者は幼稚園の年中さんから中学生までの子ども、そして上は40数才の大人たち。
会場はパウスポーツクラブ、講師は佐々木景子コーチです!
保護者世代の皆さん、着衣水泳って小学校で体験しましたか?今の子ども達、学校でとってもいい経験をさせてもらえてるのですね。
学校により行われる学年や回数は違うようですが、盛岡市近辺の小学校では、6年生までに一度は着衣水泳を行う小学校が多いように伝え聞きます。PAWスポーツクラブさんのご協力を得て、アコモン着衣水泳の始まりです。
まずは、水着の上に水だけで洗った衣類を身に着けてのごあいさつ。子どもだけではなく大人たちまでソワソワしているような・・・
プールに入る前にシャワーを浴びます。服を着たまま浴びるシャワー。なんて背徳感!「映画のワンシーンのようだわ」なんて言い出す大人もいる始末。(案外と子どもたちはシャワーをさっさか浴びてプールサイドに移動。)
広いプールを目の前にし、ワクワクソワソワ。何が始まるんだろう?そんな雰囲気の中、入水の仕方から始まりました。プールサイドに座り、足をバタバタ。
横に手を置いてそっと水に入りました。洋服が水を吸い、一気に体が重くなる感じ。予想以上に重い感じで「気持ち悪ーい!」驚きながらもはしゃぐ子ども達。
足元には水深台を設置し、小さい子でも安心して入水できるようにしました。その水深台を二つ並べ、移動してみますよ。水深台がない部分は深くなっているので、ひょいと移動しなくてはいけません。ひょい、の時の真剣な表情!「今の顔、写真に納めたい!」と佐々木コーチからのコメントが。
水深台の配置を変え、数を増やし距離を伸ばしていきました。怖がっていた子どもも慣れてきて、余裕の表情ですいすいと歩行していました。
水に慣れてきたところで、子ども達の靴、ランドセルは水に浮くのか?実際にやってみました。靴もランドセルも浮くことを確認。学校ではここまでやっているかしら?
実際に着用して浮いてみました。ランドセルを背負い背泳ぎの要領で腰が引けることなく、水に身を任せる感じてプカプカと浮かぶことができました。靴も自然に浮く感じ。ランドセルの中に教科書等が入っているともっと楽に浮くことを体感。
ペットボトルも浮きました。ランドセル、ペットボトル…もしもの時に使えるし、知識として学ぶことができました。
最後はオモチャ拾いゲーム。浮いているオモチャ、沈んでいるオモチャを拾いました。見事な潜りっぷりを披露してくれた子もいました。数あるオモチャの中から気に入ったオモチャを手にし、水泳後の心地よい脱力感を覚え、着衣水泳終了しました。
水に顔を付けるのを嫌がる子もいましたが、全員参加することができました。水に身を任せることの大切さ、水に慣れ、経験を積むことの大切さを学びました。日頃から水泳に親しんでいる子どもは正に水を得た魚のように活動していました。
我が子は水に慣れ親しんでいない為(私も)、体が固いままでしたが、こういう場を沢山経験したら、変わっていくのでは、と思いました。又、親子で体験したいです。