アコモンチャレンジキャンプ1日目。

昨年、一昨年と開催した林間学校体験が、対象年齢を広げ、さらにパワーアップして「チャレンジキャンプ」として開催されました。

今年は岩手山青少年交流の家(テンパーク)で2泊3日の宿泊体験にチャレンジです。

親も子も大きな荷物を抱え、期待半分、不安半分の表情で玄関に集合しました。見知った顔を発見して表情が和らぐ子、ざわめく館内の様子を気にする子、テンションが上がって興奮気味な子、みんな様々な気持ちでしたが、入所式ではテンパークスタッフの方の話に耳を傾けていました。

まずは、知らない建物の攻略から。館内オリエンテーリングでウォーミングアップです。
館内の地図を手に親子や兄弟、ボランティアさんと協力しながら、テンパーク内に隠された動物の絵を探します。

とにかく歩いて足で稼ぐのも良し、地図とにらめっこしてじっくり相談するも良し、子供も大人もボランティアのお姉さんも、自然と笑顔に。

 

「ここに3つはあるはずなんだけど…何回見ても一個もない…」という悲しき声がするかと思えば、「あ!あった〜〜!」の喜びの声も。
誰にも悟られず、にんまり笑って発見の喜びを表現している子もいました。

探していくうちに、「ヒント教えてあげるよ!」「〇〇は探してみた?」と子ども同士、大人と子どもの自然な交流が生まれ、「〇〇ちゃんが、さっきここで何か見てた」という控えめなカンニングも生まれ、さらには「ねぇねぇ、何見つけたか教えて!」と堂々としたカンニングも生まれ(笑)。

あっという間の1時間でみんなの心の距離が縮まりました。

 

 

お次は、おなじみ清田先生の親子エクササイズ野外バージョン「お外でエクササイズ」の時間です。

 

準備運動で少しずつ身体を動かしていきますが、屋内の床とは違って、今日は草の上。
最初は草が気になったり、土が気になったりした子もいました。
でも、清田マジックに巻き込まれていつの間にやら運動に夢中に。


草なんか気にせず開脚前屈にチャレンジ。

 

いつものフラフープ潜りや、くまさん歩き、逆立ちにつながるジャンプ運動も草の上だとひと味違います。

ブリッジして見える景色も違っていたかな?

 

その場にある段差や丸太を利用して、ジャンプ!ジャンプ!そして宙返り!

 

広い野原でのしっぽ取りも楽しかったですよ。

 

誰が始めたのか、気がついたら大人も子供もどんどん木に登り始め、いつの間にやら木登り大会に発展しました。

高いところまで登って、ギシギシ枝を揺らす先生にみんなでキャーキャー騒いだり、あるいは尊敬の眼差しを向けたり。


しばらくはみんなで木登りを満喫しました。

清田先生、とっても楽しい時間をありがとうございました!

 

いっぱい汗をかいて運動して、宿舎に帰る途中で何やら人だかり…。


正体はセミの抜け殻!


初めてセミの抜け殻を見た子もいました。良い記念になったね。

 

お腹すいた〜、早く食べた〜い!なんて聞こえてきそうな表情でレストランに向かい、みんなで夕食をいただきました。


ルールに従った食器の片付けも頑張りました。

 

大きなお風呂をいただいた後は、お待ちかねのリラックスタイム。
談話室でお寿司のジェンガをしたり、将棋をしたり、石に色をつけたり、マグロのパズルをしたり、各々がゆったりと時間を過ごしました。

明日はいよいよ、鞍掛山の登山です。
晴れるといいなと願いながら、早めに就寝しました。

 

初めての試みである、屋外でのエクササイズを大成功に導いてくださった清田 博美先生、ボランティア指導に加えて子ども達と密度濃く触れ合ってくださった竹之下 典祥先生、子ども達を見守りながら一緒に楽しんでくれたボランティアの皆様、どうもありがとうございました。

2019年7月13〜15日 あそびのHIROBA特別企画「チャレンジキャンプ1日目」

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