アコモンには小学校高学年の子が何人もいますが、我が家を含めて「学校の英語が分からない」「やりたくない」との声がちらほら出てきていたので、英語が得意な高校生の息子と相談。
話していくうちに、「楽しいもの」「分からなくても参加しやすいもの」かつ「自然に慣れていくもの」がいいねということになり、能力に依存しない対戦ゲームを考え出しました。
英語と内容を表す図が入ったカードがあれば、必要なものを足していって作ることが出来ます。
今回は、Gakkenの「小学英語 絵カードプリント1400 CD-ROMブック」を使用。
絵カードがジャンル分けされているCD-ROMで、プリントしたいものをチェックするとA4用紙に8枚ずつ印刷することが出来ます。
*この遊び方の紹介については、学研から「自作部分については教材に含まれないことが分かるように紹介してほしい」と言われておりますので、もし不明確な部分がありましたらお知らせください。
まずは絵カードを選んで印刷し、名詞は青、動詞は赤、形容詞は黄色…という風に決めて縁を彩ります。
名詞にも動詞にもなるもの、名詞にも形容詞にもなるものなどもあるので、それは多色使いをすると、品詞がイメージとして捉えやすくなるので後々活きてくると思います。
紙を長く使用したい場合は、少し厚手の紙にプリントして、100円ショップなどで売っているトレーディングカードケースに入れると良いです。
「I」「We」「You(単数)」「You(複数)」「He」「She」「It」「They」の人称代名詞は絵カードに入っていないので作ります。
習っていないまたは定着していない場合は、「I」の時は「am」など対応が分かる表も作っておくと良いです。
下は、「personal pronouns」で検索して出て来るフリーのサイトから作らせてもらいました。
次にサブカードを作ります。
「a」「the」などの冠詞、複数名詞や三単現でつかう「s」、be動詞など。
息子の意見で、be動詞には「=(イコール)」を書いてあります。
また、遊んでいる中で娘の要望が出てきたので「?」「do」を追加してあります。
さて、対戦です。
まずはメインのカードとサブカードを切って、メインカードを5枚ずつ配り、残りのメインカードとサブカードを真ん中に山にしておきます。
順番を決めて、自分の番が来たらメインカードとサブカードを1枚ずつ取り、文章ができるか考えます。
簡単にルール表も作りました。(三単現の説明は、IとYou以外のっていうのが抜けてます。済みません。)
このルール表を見ながら、文章ができるかやってみます。
ルール表を見ながら、「あー!aかtheがあったら文ができたのにー」とか、「sがないから赤カードが使えないー」とか、知らず知らずに文法の勉強。
娘が茶色い鳥の絵で「Is the Bird yellow?」という文章を作っていたのが面白かったです。
ちなみに昨夜は一勝一敗。
be動詞での疑問文はあっという間に作れるようになって、一般動詞の疑問文も作りたいと言われて「do」を追加したところです。
「do」が「does」になったりなどの説明は追々。
「can」や「will」などの助動詞、動名詞や現在進行系の「ing」、不定詞を作るための「to」など、を追加して習熟度に合わせてステップアップしてくことが出来ます。
「s」を「es」や「-y+ies」へ変化させるカードを作ったり、過去分詞「ed」を作ったりもできますね。
基本のパターンが頭に入っていたら、不規則動詞を覚えるのはさほど大変ではないはずです。
良かったらいろいろ試してみてくださいね。
アコモンの子どもたちとも遊んでみたいと思います。
アコモンでは様々な教材を作ったり工夫したりして使用していますが、開発資金はありません。
もしも、教材開発を一緒にしていただけるところがありましたら、お声掛けくださいませ。