子どもたちが将来、幸せに生きて行けるだろうか?
そんな不安はいつでも胸の中にあって、時々大きく圧迫してきます。
不安に圧倒されていたある時、書店で見つけたのがこの本。
「アスペルガー症候群・高機能自閉症の人の ハローワーク」
アメリカの農場設計で成功されている、当事者として名高い、
あのテンプル・グランディンさんが書かれた本です。
やはり何といっても、実体験を基にして書かれているので納得させられます。
そして、本人のタイプだけでなく、様々な自閉症スペクトラムの方たちの事例が
挙げられているので、わが子に当てはめて考えやすいのです。
まだ中学校にも行っていませんが、今周りにいる人、これから出会う人で
どんな人が助けになるのか、日々の生活で知らず知らずに選択していた
様々なことを、意識的に選ぶことができそうだなと思いました。
もう仕事を選択してしまった人も遅くはないと思いますし、まだまだ小さいから
という人にも早くはないのではと思います。
まだお読みでない方は、一度手に取って見てみてください。
将来へのビジョン
ほんと、周りの理解や支援に左右されますよね。
子どもたちの様子を見ていても、よく分かります。
好きなことを力にしていくことは、誰にとっても大切ですが、好きなことでなければ生きていけない、それほどまで重大なことなのだなと納得させられました。
親として、さらに理解を深めていきたいのはもちろんですが、理解者を増やす努力もしていきたいと思います。
紹介されています『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』の本持っています。ご覧になりたい方おられましたらお貸ししますよ。テンプル・グランディンさんも家族や友達関係で苦しみながらも、優しく見守ってくれる人達に恵まれ、才能を開花されました。真面目に熱心に物づくりをされる姿、ウエスタン調のスタイルがとてもかっこよく、頼もしい女性です。息子も自分スタイルを見つけ、自立し社会貢献していける大人になってもらいたいと思います。