H30.10.13(土)、ゆめ風基金助成事業として第1回目の防災訓練を行いました。
今回のテーマは、午前の部が「非常食を食べてみよう!『白米』」、午後の部が「防災センターにでかけよう!」です。

それでは、それでは、時系列に順を追ってご報告します!

 

午前の部 in いわて県民交流情報センター

東日本大震災当時、避難所となったアイーナの様子を伺いました。

盛岡でもこんなにたくさんの人が避難していたのかとびっくり。そして、ケーキやコーヒー、ソーセージなども支援物資として届いたとか。なんとも、興味深いお話でした。

アイーナに備蓄してある毛布の使い心地を確認しました。


毛布に全身すっかりもぐり込める子もいれば、肌触りが気になり触るのに躊躇する子も。
今回備蓄毛布が利用できても、できなくても、それぞれの大切な確認。防災用品として何が必要なのかを考えることがもっと大切。子どもたち、気づいてくれたかな?

レトルトパック白米を冷たいまま試食しました。

新たな発見、冷たいままでも案外とおいしいかも。技術は日々進歩しているのだ!

今度はレトルトパックの白米を袋状のラップに入れ、ホッカイロで温めてみます。さらに外側からタオルでくるむと、もっと早く温かくなるのです。カイロの備えも重要ですね。

4種類のアルファ化白米の試食準備。


説明書きを読みながら、慎重に準備を進めます。
大人も子どももアルファ化米の準備は初めての人がほとんどのようでした。
ちょっとした水加減やかき混ぜ具合で、出来上がりに差が。
中に入っている乾燥剤を取り忘れて注水したグループも・・・。練習してよかった。本番じゃなくてよかった。

「逃げた先にある安心。もしもの備え」


東日本大震災の体験をもとに,一般社団法人かたつむりさんが考案された「もしもの備え」。
災害時にも温かいご飯が食べられるこのセットを参加者全員にご提供いただきました。

「もしもの備え」の試食準備。
熱源があるので、親子で慎重に作業を進めます。
予めアルファ化米に“のだの塩”を混ぜ込みます。

「もしもの備え」を試食。
温かい上に、塩味が効いている!
普段白米を嫌う子が手掴みで試食です。

試食の結果は・・・
感想と一緒に、試食するたびにランチョンマットへメモをしていきます。
このメモをもとに、後で防災手帳「ぼくのわたしの防災対策」に記録を残します。

アルファ化白米の試食。
その後は、お好みで味を変えお供を探しました。
この他に、戻し時間半分のもの、水が多めのもの、トマトジュースで戻したものも試食しました。

非常用通路の利用体験をしました。
平常時であればどこにあるのか気に留めることも少ない非常用通路。
場所を確認しつつ、薄暗さや雰囲気も確認。
そして、6階から1階までの下り階段は、なかなかに長かったのです・・・

 

午後の部 in  岩手県立総合防災センター

防災センターでは、イベントに参加するごとにシールを貼りました。

参加できなそうなイベントには予めシールを貼ってもらい、あとからでも参加できた時には上から参加したシールを貼りました。

DVDで防災について学習。
火遊びの危険性をよく学習したようです。

簡易ろうそく作り体験。
ティッシュとアルミ箔、食用油で作ります。
こよりが油を吸い上げるまでしばし放置。

暗闇・煙体験
煙で真っ暗になった室内からの脱出体験。
途中何枚かのドアを通り、迷路のように進みます。
なかなかの恐怖です。バニラの香りの煙でよかった・・・

放水体験。
いざという時でも行う機会はなさそう、お楽しみイベントです。秋晴れの中水遊び?

消防車両乗車体験。
消防車両に触れたり乗ってみる体験はあっても、乗せて走ってくれる体験はなかなかありませんよね。子どもたちご満悦でした。大人もかな。

地震体験。
3.11を経験した大人にとっては厳しい体験。何も知らない子どもたちは楽し気です。大人たちがあの日を思い出しただけでも良しとしよう。

館内展示見学。
館内には、防災用品の他にもいろいろな展示がありました。
子どもたちはもの珍しそうに歩き回っていました。
「もしもの備え」も展示されていましたよ。

簡易ろうそくに点火。
さてさて、うまくろうそくはできているのでしょうか?
激しく短時間で燃え尽きたら失敗。安定して長く燃え続けたら成功です。


いざという時の知識になったかな?

 

これで、防災訓練第1回は終了です。

沢山の方々の、ご指導ご支援のおかげで、無事終了することができました。

みなさま、本当にありがとうございます。
子どもたち、楽しみながらまなぶことはできたかな?

防災訓練第1回

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