平成29年12月9日ふれあいランド、ふれあいホールにて特別勉強会「DX(ディスレクシア)な日々‐美んちゃんの場合‐」映画上映会が開催されました。
映画上映会は昨年の「みんなの学校」に続き今回で2回目。今回は午前と午後の2回上映です。
スクリーン脇にはアコモンご紹介コーナー、DXについての説明の展示を行いました。
DXとは読み書きの能力に著しい困難を持つ、発達障害の一つです。DXを知ってる人、知らない人、関わっている方、様々な方、テレビ局の取材も入り上映会が始まりました。
主人公の美んちゃんがディスレクシアを抱えながらも様々なことに挑戦し、転職を繰り返し、確実に自立への道を歩んでいくドキュメンタリーです。困難にぶつかってもいつも笑顔の愛くるしいキャラクターの美んちゃんに観客の皆さん引き込まれて鑑賞されていました。
午前、午後の回の間には、我が代表のテレビ局からの取材もありましたよ!
今回の上映会では映画を鑑賞する、という行為そのものも楽しめましたし、美んちゃんの笑顔を通して、こんな生き方もあるんだ…と生き方の参考にもなりました。
上映会終了した今、動員数、宣伝方法…様々な課題が残されました。頂いたアンケートの中には映画の感想の他、アドバイスも頂きました。次回の映画上映会をもっとよりよいものへつなげていく為、参考にさせて頂きたいと思います。
今回の上映会の様子は平成30年1月27日IBC岩手放送にて「いのち。伝えたい」という発達障がいの特集番組で放送予定です。皆様是非ご覧ください。
DXな日々-美んちゃの場合-サイトはこちら↓
http://www.dxnahibi.com/
追記
映画上映会を開催するにあたり、製作・著作・配給会社のイメージ・テン、代表取締役、谷光章監督ご本人に全ての手配を行って頂きました。赤字とならないようにご配慮まで頂きました。監督のご厚意に感謝してもしきれません。ありがとうございました。
谷光監督の温かいお人柄が伝わってくるお手紙と、映画にも登場するNPO法人エッジの可愛らしい絵はがきも頂きました。手紙の一部を抜粋して掲載させて頂きます。
「発達障害児・者へのさまざまな取組みは、2005年に発達障害者支援法が施行されてから徐々に社会の関心も広がり、各分野で研究、教育、支援の模索が続いています。
未来を背負う子供たち、社会を動かして行く若者たちを応援し支えて行けるのは、皆さまの偏見のない正しい理解があって初めて可能となります。
この映画をきっかけに、発達障害児・者の生きづらさへの認識が広がり、弱い部分を支え合い、彼らの秘めた才能や個性が社会で生かされ輝いて行くことを願って止みません。」