平成30年12月15日ふれあいランドにて特別勉強会「校庭に東風吹いて」映画上映会を開催致しました。映画上映会は今年で3回目。今回は字幕、副音声ガイド付きでの上映です。様々な問題に触れている映画で、鑑賞者どなたにも共感できる部分があるはず。数日前に試写会を行い、鑑賞者は涙涙…吸水性の高いハンカチを持参して当日の上映会に臨みました。

 

場面緘黙症のミチル、母子家庭で貧困やいじめから問題行動が絶えない純平、この二人をメインに先生、クラスメイト、学校、家族を通して物語は展開していきます。先生役は沢口靖子さん。その美しさはさることながら(見とれましたが…)子供を第一に思っての頑張りぶりに見入ってしまいました。体裁を気にする学校の体制に立ち向かっていく姿は素晴らしかったです。学校でみんなと同じように遊びたいのに場面緘黙症の症状から、学校では話をすることができずに葛藤するミチルの姿に自分の子供を見るような気持を覚えました。そして、問題児扱いされている純平。からかわれたりいじめられたりして問題行動を起こしても、本当は心の優しい子で、みんなも実は知っていて人気者だったり、友達思いお母さん思いの姿に涙してしまいました。

 

当日は子供達、保護者、支援者、沢山とは言えないけど映画を是非見たいという有志の方々にお集まり頂きました。温かい上映会ができたと思います。「子供にも見せたい」「学校の体制について触れてあるのがいい」「こんな素敵な先生が増えていけばと切に思います」との声が上がりました。もどかしさ、切なさ、優しさ、感動…様々な感情が湧き上がってくる映画でした。

映画上映会を実施するにあたり、ゴーゴービジュアル企画の代表取締役、桂壮三郎氏に大変お世話になりました。赤字にならないようにとのご配慮を頂きました。どうもありがとうございました。

H30.12月特別勉強会「校庭に東風吹いて」映画上映会

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