平成30年3月7日アイーナにてワークショップ「受診サポート手帳を作ろう」が開催されました。
岩手県と岩手県医師会が平成20年に発行した「発達障がい児の医療パスポート」というものをご存知ですか?
医療機関を受診する際に受付に出し、当事者のことを分かってもらう為の子ども用のサポート手帳です。
しかし、あまり知られていない、活用されていない…
もっとより良いものにし、活用される為みんなでアイディアを出し合ってみよう、という企画です。

実際にこの手帳を使うであろうお子様がいる保護者の方がこの勉強会に参加するのは時間的に難しいのではないか、ということで事前にあらゆるルートで保護者の方からアンケートを取り、結果をまとめたものを今回の資料の中に入れさせて頂きました。
他の資料として鳥取県、群馬県の受診サポート手帳、製薬会社製作のサポート手帳のコピーも参考として添付致しました。
眺めているうちにイメージが湧いてくると思います。

アイーナ会議室に5つのグループが設置され、保護者、支援者入り交じりワークショップです。

大きな模造紙に受診サポート手帳(案)のたたき台を貼り出し、出た意見を書き出して頂きます。
手帳のデザイン、障がいについての記入、困り感についての記入、増やした方がいい項目、削除した方がいい項目…沢山の意見が出されました。

 

話し合ってみて病院での困り感ってこんなにあったのかと気づかされた、というご意見がありました。
言わなきゃ伝わらない、どうすれば伝わるのか…その為のサポート手帳であり、実際使用する為にどう改善すればいいのかを本気で考える時間が今回できたと思います。
皆さんのご意見を反映した受診サポート手帳の原案を県と医師会へ提出します。
印刷・配布され、多くの方に利用されることを願います。

H30 3月勉強会「受診サポート手帳を作ろう」

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