お問い合わせ

まなびのHIROBA(会員の幼児~中高生と保護者)

 まなびのHIROBAは、集団での勉強が苦手な子どもたちが、落ち着いて楽しく学べるよう、顔の分かる少人数で活動する会員家族向けの活動です。

 アコモンでは、月に1~2回土曜日に活動してきましたが、コロナの影響で2020年度は会員専用SNSなどを通して学びをシェアし合い、2021年度は感染症対策をしながらゲーム大会を開催しました。

 以下は、通常開催できていた時のまなびのHIROBAの内容です。同様の活動ができるようになるか分かりませんが、居場所「あいのま」でもできるところがありますので、残しておきたいと思います。

●スケジュール

大人数での活動の際に、会員お母さん作のスケジュールボードと時計を組み合わせて、一時間ごとの予定を表し、説明していました。
見通しを立てると同時に、予定変更へ少しずつでも寛容になれるよう、予定は変わることがあることも予め伝えるようにしていました。

●おはなし(集団プログラム)

使うお部屋のルールや公共の場所でのマナーを伝えたり、SSTの紙芝居などを用いて、 様々な場面について感じたこと・考えたことを出し合ったりしていました。

●ビジョントレーニング(集団・個別プログラム)

眼球運動(方法は北出勝也先生YouTubeをご覧ください。)やジェスチャーゲーム、 じゃんけんゲームなどを集団で行ったり、点つなぎやナンバータッチ、タングラムなどを個別で行ったりしていました。

●タブレット学習(個別プログラム)

学年や習熟度に合わせた学習アプリを個別に行っていました。
タブレットをまだ持っていない子には、貸し出し用も用意していましたが、古くなり使えなくなりました。
タブレット、SWITCHに接続できるキーボードとローマ字表、SWITCH用のタイピングソフトがあります。

●アナログゲーム(集団プログラム)

スリーヒントゲームやしりとりなど言葉だけで想像力を働かせるゲームや、カードゲームなどのアナログなゲームをしていました。
スリーヒントとゲームには、出題者には3つのヒントを考えるむずかしさや前に出て発表形式で出題するむずかしさ、回答者には3つのヒントを記憶して想像するむずかしさがあります。
また、回答する際には出題者のところに行って他の人に聞こえないよう小声で答えを言うルールを設け、意識して声のボリュームを調節することを遊びながら学びます。

人狼など子どもたちの好きなアナログゲームもしていました。
今後は、あそびのHIROBAでボードゲームの会を開いていく予定です。
ルールも伝えますが、型にはまらない子どもたちの良さも大切にしつつ、大人も一緒に遊んでいます。

●プログラミング(個別プログラム)

岩手大学工学部の三輪研究室(三輪先生は退官されました)のご指導をいただきながら、Scratchプログラミングにも挑戦してきました。
マイクロビットやラズベリーパイを使ったプログラミングもできますし、ホームページ制作もできます。

特別開催プログラム

子どもたちの意見も聞きながら、時々特別テーマで開催してきました。 また、子どもたちと作った作品を復興バザーなどで一緒に販売してきました。

今後の予定

 土曜日(不定期)に「宿題おたすけタイム」を設け、学生ボランティア「宿題おたすけ隊」にオンラインで見守って もらい、少しでも宿題タイムが楽になるようサポートしていきたいです。

 宿題おたすけ隊は、ボランティアのページで募集しています。


まなびのHIROBA発グッズ

子どもの気づきのためのガイドブック
こんなことあるかな?こうしてみよう!

  • 発達障がいの診断名を一切使わずに、 学校生活で遭遇しがちな発達障がいの子が困りがちな状況について、子ども本人の自己理解や他者への説明に使えるようにまとめました。

    送料込1冊500円です。