2016年8月31日、岩手大学人文社会科学部の奥野雅子先生をお招きし、「心理検査の解釈について」と題して勉強会を開催しました。

 
心理検査にはどのような種類があるのか、心理検査で何がわかるのか、心理検査をどう役立てたらよいのか、など心理検査の捉え方で子どもの成長にポジティブな影響を与えることができるという内容でお話しいただきました。

 
私たち保護者は心理検査の結果の数値にとかく目がいきがちですよね。私も、一喜一憂してしまいます。でも、結果の数値だけでは支援に結びつけることは難しい。心理検査は受けることが目的ではなく、その子がどんなことを得意としていてどんなことを苦手としているのかを知り、そしてその凹凸差で困り感を抱えてはいないか、今後どんな支援を必要としているのかを考えるツールの一つなのかなと私は思います。

 
今回はWISCⅣの代表的な検査結果パターンに沿って、そのパターンに適した支援方法を教えていただきました。今度は自分の子どもの結果にあてはめつつ、もっと詳しいパターンが知りたくなりましたよ。

最後にアンケート結果には、「子どもの成長をどんどん高望みするのではなく、知足を忘れないという言葉が心に沁みました。」、「心理検査の結果=学習面でのサポートと思っていました。改めて、生活面でのサポートに役立てたいです。」「数値が高いからといって能力が高いわけではなく、それも逸脱なのだと知って気持ちが楽になりました。」という声が寄せられました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

勉強会「心理検査の解釈について」を開催しました

投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。